少し前、幼稚園の親子参観で、園長先生から父母向けの講演がありました。
詳しい内容は忘れてしまったのですが、「想像力」がテーマでした。それからずっと、「想像力」が頭の中に残っていて…。
ある日、幼稚園のお迎え時のこと、娘は園庭でお友達と遊んでいました。
お友達が、蟻を故意にえいっと踏みました。それを見た娘は、「蟻さん踏んじゃダメだよ!これから大人になるところなんだよ!」と言っていました。
なるほど。娘は蟻のことを「想像」して、蟻のことを思いやっている。想像力って、思いやりに繋がるのか。
また、ある日のNHKニュースにて。
愛知県で開催された「表現の不自由展」が、激しい抗議にあい中止された件について、匿名での抗議「電凸」を取り上げていました。
電凸という行為自体にも嫌な気分になったのですが、SNSで電凸を煽った張本人(大企業社員の中年男性)が、インタビューで「こんなことになるとは思いませんでした。」と言っているのを聞いて、唖然としました。えー、そんなことも考えられないの。
自分の言動が、どんな影響を与えるか、他人にどうとられるか、それを考えられない。
正に「想像力」の欠如。
自分がこう言ったら、こんな行動をしたら、相手はどんな気持ちになるだろう。相手は今、どういう状況、どういう気持ちなのだろう。
それを想像することが、思いやりに繋がる。
「相手は~な状況なのかもしれない。」と考えられれば、無駄に相手を傷つけたり、怒らせたり、はたまた自分が無駄にプンプン怒ることも減るかもしれない。
(そうできるには心の余裕も必要だし、考え始めたらキリがないというのもあるけど。)
自分がこう動いたら、その後はどうなるだろう。
それを想像することが、より良い行動にも繋がる。危険回避にもなる。
想像力って、生きていくうえでの土台だ…と、園長先生のお話をきっかけに、考えたのでした。
今日は早く帰宅できたので、「クックルン」を見て娘が作りたがっていた、かぼちゃ饅頭を作りました。
今日の夕飯は、このかぼちゃ饅頭と、野菜スープでした…(たまには…ね…(^-^;))
お読みくださり、ありがとうございます。
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