育児とも仕事とも、全く関係ない話です。
私は東北某県に住んでいます。
こちらでは、今の季節、人里での熊の目撃情報をよく耳にします。
で、目撃情報を聞くと、私はいつも「熊がどのルートを通って人里に来たか」を勝手に考えています。
例えば、市街地の公園(200m弱の小高い山)に現れたと聞けば、「あの公園の北側は果物畑が広がるエリア。その先は標高の高い山につながっている。山から降りてきて、夜のうちに人気のない果物畑を横切って(ついでに果物食べて)くれば、公園まで来られるな。」とか。
職場の近くに出たと聞けば、「北側は市街地だから、南側から山を降りて、田んぼを横切って来たのかな。」とか。
こちらは田舎で、標高の高い山と街が近いので、いくらでも侵入ルートはあるのです。
ある時、ふと思いました。
あれ、じゃあ山がつながっていれば、熊はどんどん南下できるんじゃないか…。
日本地図を思い浮かべてみると、東北内陸の山岳地帯から、栃木の那須日光→群馬の尾瀬~西側にかけて山岳地帯→それが長野、埼玉につながり→中部→琵琶湖辺りまで行けそう。
熊、どんどん南に行けるじゃないか!東京にだって行けるよ。南に行った方が、冬眠しなくてもいいんじゃないの?なんで北にばかりいるのさ!
と思い調べてみると、私が無知でした。
南にも、熊はいるのですね…。
でもやはり、山が途切れる紀州、四国、中国地方の熊は生息数が少なめ。九州では50年ほど前に絶滅したとか。
山がないと、移動できないものね…。
今も日本の山のどこかで、熊が縦走している…そんな熊の旅を思い浮かべました。
調べてスッキリしました。
それだけです。
ちなみに、つい最近はこちらの市街地(しかも駅近)にイノシシも出ました。
以前受け持った患者さんが猟師で、その方によると「熊よりもイノシシの方が怖い。」のだそうです。
なんでだろう。
私のイメージだけど、猪突猛進というだけあって、イノシシは猟銃を構える暇もなく猛スピードで向かってくるからでしょうか…?
娘は、テレビに写ったヒグマを見て、「可愛い~!」と言っていました。
か、可愛い?
いやいや、あれはもう見た瞬間「アウト」でしょ…。
熊の事を考えはするけど、実際に遭遇はしたくないです。
遠きにありて、想うもの。です。
昨日のEテレ「あはれ!名作くん」が面白すぎて、ずっと爆笑していました。
爆笑している私を見て、娘も爆笑。
思いっきり笑うって、気持ち良い!
お読みくださり、ありがとうございます。