へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

娘が顔に引っ掻き傷を作ってきました。

連休明けの多忙な外来を目一杯こなし、さあ帰ろうと車に乗りラジオをつけました。
すると選挙放送をやっていて、「NHKから~党」の番でした。
NHKを、ぶっ壊す!NHKを、ぶっ壊す!」の連呼を聞かされ、おぉぉ…💦とげんなりした気持ちで車を走らせ、幼稚園へお迎えに行くと、延長保育の先生が、「お母さん、ちょっとお待ちくださいね。」と別の先生を呼びに行かれました。

何かあったのかな~とぽつんと待っていると、その場に居合わせた年中の女の子が、「◯ちゃん(娘)ね、Aちゃん(年中さん)にお顔を引っ掛かれたんだよ。」と教えてくれました。
あ~そういうことなのね。
子供達って、本当によく見ていて、いろいろ教えてくれます(笑)

荷物を持って出てきた娘の顔を見ると、鼻とほっぺにちょっとした引っ掻き傷。

娘は昔から傷だらけでやんちゃに遊んでいた、生傷が絶えない子です。特に気にならない傷でした。

やって来た先生のお話では、「私も現場を見ていたわけではないのですが、二人の話によると、Aちゃんが園庭でキノコや小石を並べて遊んでいた時、◯ちゃんがそれを取ろうとしたらしいんです。◯ちゃんは、何も悪いことしてないって、言ってたのですが…。」

あらあら、うちの子が…。

「それで、Aちゃんのお母さんが謝罪の電話をしたいと言うことで、たぶん夕方に電話があると思います…。」

…え!?そんな大袈裟なことに!?


娘に話を聞いてみると、「◯ちゃん、何もしてない。取ってない。悪いことしてない。」とのこと。

今までの娘を見ていても、人のものを奪ったりなど、乱暴な事はしたことがない(と信じている)し、娘が「やってない。」と言うのなら、そうなのだと思います。

でも、娘の何かしらの行動が、Aちゃんに「取られる」と思わせたのも事実。

子供同士、こういう上手く通じ合わないトラブルは仕方がないと思います。

娘には、
「パパとママは、◯ちゃんが人の物を取ったり、悪いことする子じゃないと、もちろん信じているよ。」

「でも、お友達が遊んでいるものを見たいときは、「見せてね」って一言言うと、Aちゃんも心配しなくてよかったかもね。」

「◯ちゃんは、友達から嫌なことをされても、引っ掻いたり叩いたり、手を出してはいけないよ。言葉で「やめて」って伝えようね。」

と話しました。
(娘には、「◯ちゃんできてるもん!」と怒られました(^-^; )

帰宅後に、Aちゃんのお母さんから電話がありました。私からも「娘の行動がAちゃんに嫌な思いをさせてしまったのですから、申し訳ありません。」と謝罪しました。
そしてお互いに「また明日から、よろしくお願いします。」と挨拶して終了。

なんだかとても緊張、恐縮しました。

Aちゃんママからしたら、事の発端はこちらの子の行動なのに、自分の子が手を出したが故に謝罪することに…なんだか複雑。

子供同士のトラブルって、親はこんなに気を遣うのか~と実感しました。

できれば親同士の直接のやり取りの前に、先生が間に入ってもらった方がよいのかなと思いましたが(特に今回のような軽微なトラブルの場合。)、延長保育は治外法権なのかもしれません。クラス担任の先生は、「何かあったら、間に入ることはいくらでもできますので…。」とおっしゃっていました。(延長保育の先生は、「保育補助員」という形で、正規の先生とは別です。)

ちなみに、今回はもともとお互いの連絡先は知りませんでした。なので、園が独断で私の連絡先をAちゃんママに教えたことになります。そこも少し驚きでした。(それほど気にもしないけど。)

でも、細かい事を気にしていては、何もできません。先生だって人間だし、忙しいし、判断に迷うこともあるし。娘が楽しく園生活を送れていればOKです。

明日から、二人が後腐れなく遊べることを願います。


夫にも事の顛末をメールしたら、残業中なのに電話してきました。「◯ちゃん…大丈夫?◯ちゃんがそんなこと、するわけない!」と。
娘の事となると、盲目的な父親です…。


お読みくださり、ありがとうございます。

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