へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

ゲームやスマホを巡る問題に、今から怯える。

4歳と言えども女子。
最近は、「◯◯ちゃんが持っている、◯◯を欲しい。」と言うことが増えました。


プリンセス(ディズニー)の水筒が欲しい。
可愛いポケットティッシュが欲しい。
お弁当は可愛いおにぎりラップに包んでほしい。

ここ数日は、「膝の上までくる靴下が欲しい。」と言って、膝下丈の靴下を膝上まで伸ばそうと、ギリギリと引っ張っています(やめて~)

全ての願いを聞くわけにはいかないので、そうね~と適当に流したり、たまには聞いてあげたり。

お友達が持っているものを欲しくなる。
ティッシュも水筒も、子供らしい可愛い欲だな~と思っていましたが…。


先日、外勤先でスタッフさん達と昼食をとっている時に、子供のゲームやYouTubeスマホの話になりました。

スタッフさんは皆さん小学生の子持ち。
学校で、ゲームやYouTubeスマホとの付き合い方が問題になっているそうです。

「19時に約束したのに来なかった!」

何のことかというと、オンラインゲームでの約束。

オンラインゲームで19時に集まる約束をしたのに来なかった…ということで、児童間でトラブルになることもあるそう。

女子の場合は、LINEグループでのいじめもあるとか…!?(もう信じ難い話です…)

トラブルはあるものの、ゲームやスマホを持っていないと、友達の輪に入れない。
親としては、子供が友達の輪に入れないのも辛いけど、トラブルに巻き込まれるのも困る。

私からすれば、ゲームやスマホがないと成り立たない付き合いなど、そもそも人としてご縁がない、最初から必要ないじゃないかと思うのですが、集団の中で生きている子供本人からしたら、そうも言ってられないのでしょうか。

ゲームやスマホそのものが悪いというよりは、それを適正に使えずにトラブルになることが問題。
でも、まだ精神的に未熟な部分も多い子供に、「適正な使い方を。」と言っても無理がある(大人でさえ、ゲームやスマホに関わるトラブルはあるのだし)。
だったら、出会うタイミングはやはり遅いに越したことはないのかなと思ってしまいます。


私は子供の頃あまりゲームをやっていませんでした(姉はオタクでゲームもかなりやっていましたが)。確か小学生の頃、友達の家でゲーム(たしかマリオ)をしていた時、慣れない私はかなりもたもたとプレイしていました。
それを見て、友達は後ろで「遅いね~。」とクスクス、こそこそと話していました。

ものすごーく嫌な気持ちになったのを覚えています。帰宅して母にその事を話すと、「そんな子とは無理に付き合わないでよろしい。」といった感じのことを言われました。


母は九州の生まれで、祖父の仕事のため何回も転校を経験しました。

そして、九州の都市部から北関東の田舎に嫁ぎ、田舎の垢抜けない、閉鎖的な雰囲気を非常に嫌っていました(と言うか、かなり馬鹿にしていた)。

そんな自身の経験からか、母は人付き合いに関してはけっこうドライな考えで、私達子供はよく「無理に周りと仲良くする必要はない。あなたらしくしていれば、いつかあなたと仲良くなりたい人に会えるから。」と言われていました。

母のこうした考えは、周りとあまり上手くやっていけない私にとってはかなり救いでした。
これがもし、「みんなと仲良く。」という考えの親だったら、私は辛かっただろうと思います。


話が少しそれました。

子供間でのゲームやスマホを巡るトラブルが、一体どの程度あるのかはよく分かりません。私が心配し過ぎなのかもしれない。
ですが、やはり私の率直な気持ちとして…

ゲームやスマホがないと、友達付き合いできない?

そんな感性の低い、低俗な人間とは付き合わなくてよろしい。

そう言ってのけたい気分です。

とは言っても、いざ我が子の問題となったら、どう思うか、自信はありません…。

夫が、「いいじゃん」と言って買い与えてしまうかもしれません(笑)←これは全力で阻止したい。

そしてわが娘、非常に周りに流されやすいのです。

園でも、誰かが園庭で裸足で遊んでいたら、自分も裸足になる。

誰かがどこかによじ登っていたら、自分もよじ登る。

すぐに誰かの後を追います。

気持ちは分からなくはないのだけど…。

「なんでも周りの真似をするな。」
「周りがやっているからって、それがやって良いこととは限らない。」
「周りがやっていることでも、それは本当にやって良いことなのか、自分は本当にそれをやりたいのか、よく考えなさい。」

と常々言い聞かせています。
4歳児にどの程度理解されているか分かりませんが、私の気持ちを込めて言葉を届けていれば、いつか理解してもらえることを期待して。


ちなみに、姉の子(小学4年男児)は、平日は学童&習い事(ピアノ、スイミング)、週末は少年野球と多忙なゆえ、「ゲームは持ってないし、集まってゲームをやるような友達付き合いがない。」のだそうです。習い事も野球も、全部本人がやりたくて続けているそう(姉は、勉強の事を考えてどれか辞めさせたいらしいけど)。

学童や習い事には、そんなメリットもあるのだなと思いました。



連休最終日の娘の遊び一コマ。

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モケケ(ご当地マスコット)と百玉そろばんのオブジェ(いちおう色分けしてある)

買ったまま、あまり出番のなかった百玉そろばん。
久しぶりに日の目を見たと思ったら、こんな使い方をされていました(笑)


お読みくださり、ありがとうございます。

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