へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

娘の教育について、悩んでいる頭の中をつらつらと。

娘の教室や習い事について、最近よく悩む。

私は娘の教育に関して、「幼児期は思いっきり遊ばせたい。遊びや日常生活の中での学びを大切にしたい。」と思っている。


幼児教室とか習い事で、子供の時間をガチガチに固めたくない。


一方で、私は、娘にはしっかり勉強してほしいし、やはり学歴は大切だと思う。勉強しておいたほうが、自分の将来の選択の幅が広がる。自由を得るための勉強である。

「子供の頃は野山を駆け回っていたけど、東大受かりました!」

みたいなストーリーが理想的だなと思う(笑)


そうは言っても、幼児教室、早期教育、先取り学習…その類いは、やはり気になる。

幼稚園のお友達が、もうひらがなを書けている。
公文に通っている。
いろいろな方のブログを見て…3歳でもうひらがなの読み書きができる。本を自分で読める。公文だ、学研だ、ピグマリオンだ…云々。

娘と同年代の子が「もうこんなにできている!」「こんな習い事をしている!」

という現状を見聞きすると、私の娘はまだひらがなを読めないし、書けない。習い事もしていない…これで大丈夫なのだろうか?と、焦るし、迷う。


先取り学習は、一つの戦略としては有効なのかもしれない。

「分かる!これできる!」の感覚は、勉強のモチベーションを上げるのに効果的だろうし、先取りしておくことで余裕ができ、その分より深い、ハイレベルな学習に繋げることができる。


私の場合は、おそらく英語が先取り学習の恩恵に預かっていたと思う。
小学校5年生の春休みから通い始めた塾で英語も習っていたので、中学校の英語は余裕。「英語が得意」という気持ちも芽生え、どんどん勉強して大学受験では大いに助かった。


しかし、気を付ける点は、先取り学習はあくまで知識が先行しているのであって、学力が勝っているのではない。

ただ「先に知ってるよ」だけで満足していては、後から習う子が同じ知識を身につけた時点で、その優位性は消失する。

やはりあくまで重要なのは、根幹の「学力」。


そして何より、幼児期から机上の学習に重きを置きすぎて、子供の遊びを邪魔してしまうのは問題だなと思う。


家での娘を見ていると、平日の帰宅後は疲れた様子でゴロゴロしていることもあるけど、元気な時はあれやこれやと自分で考えながら遊んでいる。暇な様子がない。

トイレットペーパーの芯で謎のおもちゃを作ったり、積み木やブロックを組み立てて謎の造形物を作ったり。ポケモン図鑑を真剣な顔で眺めていたり(笑)

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昨日はお気に入りのおもちゃ達を並べて、お布団をかけてあげてトントン…していたと思ったら、

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顕微鏡(夫が思い付きで買った、1万円くらいのやつ)を取り出し「わたし、けんきゅうするの。」とモールを覗いたり、絵の具を混ぜて色水を作ってプレパラートに垂らしたりして遊んでいた。(もちろん私も一緒に手伝った。)

娘がこうして、いろいろと考えながら遊んでいる様子を見るのはとても楽しいし、こういう時の脳は、きっといい感じに活動しているんだろうなと思う。
できれば、それを妨げたくない。


共働きで時間のない我が家。何よりも、娘の「健康的な生活」が第一なのは当然。

娘の活動を妨げないように、どうやっていけばいいんだろう。

もうずっと悩んでいるし、たぶんこれから先もずっと悩む(笑)


とりあえず最近は、「寝る前に絵本を読む習慣」と同じように、学習習慣をぼちぼち身に付けさせたいなと思っている。Z会のワークなどを1日5分くらい、どこか決まったタイミングで時間を設けられたらよいのだけど。

母が「仕向けるのは親の役目。それをどう受け取るかは子供次第だから、無理強いはダメよ。」と言っていた。

そんな気持ちで、私も「お試し~」程度の気合いで、試行錯誤してみようと思う。


お読みくださり、ありがとうございます。
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