へたれお母さんの雑記帳

2015年生まれ長女・2021年生まれ次女を育てる、へたれママ医師の日記。

娘の横顔を見ながら考えたこと。

私は時短を1日2時間もらい、週5日仕事をしています。

娘は以前は保育園、現在は引っ越しに伴い幼稚園に、預かり保育を利用して通っています。

預かり保育なしの通常の幼稚園のカリキュラムを見ていると、子供にちょうど良い具合にできているなぁ~と感じます。

朝は8時半~9時に登園し、14時頃降園。
疲れてくる週半ばの水曜日は、早めの降園。
行事の前後は午前保育や、振替休日となる。

平日は数時間、園で過ごして集団の中で学ぶ。
降園後は、家庭での時間も十分にある。

子供に疲れが溜まらないように、行事の前後は休息を確保できる。

程よいバランスです。

一方で、保育園や預かり保育を利用している我が子は、8時~17時頃まで、毎日集団生活。
行事の前後も預かり保育はお願いできるので、変わらずの生活です。


明らかに、毎日疲れています。
早めに寝かせるようにしたり、休日の過ごし方に気を付けたりもしますが、大人だって平日フルに働けば疲れるもの。

子供ならなおさらです。

子供に負担をかけているなぁと、毎日感じます。

今の生活は、少なくとも子供にとっては最善ではありません。

そう思っているのに、なぜ私は仕事を辞めないのか。


今の仕事にやりがいがあるから。

医師として、社会貢献したいから。

せっかく採用してくれた教授や、取り持ってくれた元上司に申し訳ないから。

理由はいろいろあります。


ですが、それは本質的な理由ではありません。

きっと私は「怖い」のだと思います。

仕事をやめて、社会的な立場を失うことが。

仕事をやめて、周りから(主に医師仲間から)「頑張れなかった人」と見られることが。

仕事を辞めて、医師と言う肩書きをなくした私が 、それからどうやって生きて行くのかが想像がつかない。

いろいろな事が怖いのです。

そこまでの勇気が出ません。


働く母を続けて、子供がすくすくと育ってくれれば

「あの時は辛かったけど、頑張って続けてよかった。」

と言えるだろうし、一方で子供が不登校など、何かしらの問題が生じれば

「私が働いていなければ…。」

と思うかもしれません。


それは蓋を開けてみないと分からない、結果論です。


母親が専業または短時間のパートの場合と、フルタイム勤務との場合、家庭で過ごす時間にはかなりの差があります。

この差の蓄積は、将来的に何らかの歪みとなって出てこないのでしょうか。

「親子の時間は量より質。短時間でも濃い時間を。」など言われますが、質で補える量的な差にも限度があると思います。


「母親だって一人の人間」、自分がこれまで続けてきた仕事を、大切にしたい気持ちは当然です。

しかし相手は子供。対等ではありません。

どこまで自分の人生を子供に強いて良いのでしょうか。


はて、私はどうしたら良いのか…。

どうやったら、ちょうど良い「形」になるのだろう…。


大丈夫。母親の関わり次第で子供はしっかり育ちます。仕事も頑張って、「続けてよかった。」と思える道を進みましょう。


いえいえ、子供との時間はいくら後悔しても戻りません。今しかない子育ての時期を大切にするべきです。


いろいろな考えが頭の中を錯綜します。



夕飯を食べる娘の横顔を見ながら、そんな事を考えていました。

もたもたしている間に、娘はどんどん大きくなります。
娘との二度と戻らない、貴重な時間はどんどん過ぎていきます。


なんだかまとまりのない記事になってしまいました。


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緑茶生活を楽しもうと、夫とペアで購入した湯呑み。

しかし娘が、
「黄色は◯ちゃんの。パパは青いの。」

「え、ママは?」

「ないよ。」


…ひどい!!

もう一つ黄色を購入しようとしたら、売り切れでした~(涙)



お読みいただき、ありがとうございます。

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