研修会からの帰りの新幹線の中で、「子育ては言葉の教育から」(外山滋比古著、PHP文庫)を読みました。
子育ては言葉の教育から―幼児教育で忘れてはならない39章 (PHP文庫)
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1993/03
- メディア: 文庫
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その中で、特に気になった部分。
自分なりに箇条書きです。
イスラエルの教育では、抽象性を重んじている。
抽象的なものによって想像力を刺激し、創造力を高めようとしている。
イスラエルでは子供がテレビを見ることは日本よりも厳しく禁じられ、ラジオを熱心にきかせている。
対して日本では、「分かりやすく」「具体的に」ということが求められている。
知的活動には抽象的思考が必要。
日本人は技術には優れているが、基本的発見をする独創性には欠けている。「モノマネザル」。
そんな内容でした。
ラジオでは、視覚的な情報なしに言葉だけで内容を理解し、自分の頭の中でイメージしていきます。
これは学校に入ってから、授業を聴いて理解する、文章題を読んで理解する、「理解力」のトレーニングになりそうだ…。
ニュースを聞いていれば正しい日本語、語彙を学ぶ良い機会になるし…。
そう思って、けっこう前に携帯ラジオを買っていました。
我が家の朝はテレビのNHKニュースを流しているのですが、それのかわりにラジオにしてみようかなと思っていました。
でも、箱を開けるのが面倒で棚に置いたままでした…(おーい)
帰ったら、箱を開けてみようと思います(笑)
最近はタブレット学習なんぞも流行っているようですが、あまり興味はありません。
我が家は、地味に地頭を鍛えたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。