働く母親を応援する国の施策として、よく「24時間保育の拡充」「病児保育の充実」などを目にします。
それを見るたびに、うーんそうじゃないんだよ…と思うのは私だけではないはず…。
もちろん仕事をするために、上記のようなサービスが必要な方もいると思います。
でも私が思うのは、「いや、何もそこまで子供を預けて働きたいわけじゃないのに」ということです。
「働く側」のソフト面をもっとソフトに…!と思ってしまいます。
私は1日2時間時短をもらい週5日勤務しています。
時短をもらえてとても助かっています。
それでも、日々の生活は時間的精神的に苦しいです。
これは人にもよると思うのですが、フルタイムでも平気な人、パートくらいで調度良いという人、その人の性格にもより様々だと思います。
キャパが小さくのんびり人間の私は、できれば週3回くらいのパートになりたい、と常々考えています。
子育て中の仕事は、少し物足りないくらいで精神的余裕を残しておきたい。
でも、諸事情により今はこの状況。
時短勤務も、3歳まで、就学前まで、など決めずに、個人の希望により好きなだけ取れれば良いのに。
「病児保育」よりも、親が休みやすい体制を作って欲しい。誰だって、辛そうな我が子を置いていくのは心が痛いのでは。
自分の子育てに対する考え方に無理をしないで、仕事と子育てを両立していける社会になればいいのに、と思います。
そのためにはまず、子育て中の人間「以外」の人の労働環境を改善してほしい。
自分の労働環境に満足していれは、他人にも寛容になれるのでは。
東京医大の例の問題も、私は正直言って大学側の言い分も理解できます(だから正しいというわけではないけど) 。
自分の立場が立場なだけに、なんだか耳に痛い話でした。
甘ったれた考えだ!と一喝されそうですが、そんな事をずっと考えながら仕事をしてきました。
お読みいただき、ありがとうございます。